CT検査

導入CT装置

CT検査

導入CT装置
Canon Aquilion Start

当院では、患者さんの生活に寄り添い、患者さんのニーズを満たしていくために、検査・診断・治療のプロセスを ワンストップでご提供できる環境を整えるため最新のCT検査装置を導入しました。3次元による画像評価を実現し、レントゲンではつかめなかった詳細な情報を得ることで、より小さな病変の検出も可能となり、がんの早期発見などにもつながります。

マルチスライスCT「Aquilion Start」の特長

  • レントゲンで見えなかった部分を診る、3次元画像診断
  • レントゲンと同等線量を目指した、低線量技術
  • 動きを制限される患者さんでも安心 780mmワイドボア
  • 検査時の課題を総合的に解決する アーチファクトレスソリューション

CT検査とは

CT(コンピュータ断層撮影)は、X線を使って体の内部の状態をスライス状に撮影する検査法です。人体を透過したX線をコンピュータでデータ処理し、対象部位の輪切り像を作成することが出来ます。この輪切り像によって、たとえ小さな病変でも大きさや形状がよく見えるようになります。

胸部CT検査で見つかる主な疾患

  • 肺がん
  • 肺炎
  • 肺結核
  • 肺気腫
  • 気管支拡張症
  • 気胸
  • 縦隔腫瘍
  • 肋骨骨折
  • 胸椎骨折

解像度に優れ、死角も少なく、数ミリの病変まで描き出せますので、特に早期肺がんの発見に有用です。実際、肺がんの発見率はX線検査に比べて10倍ほど高いと言われます。海外では、低線量CT検査が肺がん検診に用いられています。喫煙者の方は、肺がん、肺気腫のリスクが高いため胸部CT検査をおすすめします。
また、新型コロナ感染症による肺炎像は、X線検査では検出できない淡い影のことが多く、胸部CT検査を行うことで肺炎の有無を検出することができます。

腹部CT検査で見つかる主な疾患

  • 腸炎
  • 胆嚢炎
  • 胆石
  • 膵炎
  • 腸閉塞
  • 腹膜炎
  • 虫垂炎
  • 肝硬変
  • 肝がん
  • 膵臓がん
  • 腎結石
  • 腎がん
  • 子宮筋腫
  • 卵巣腫瘍
  • 悪性リンパ腫

腹部CT検査では上記のような消化器疾患以外にも、泌尿器、婦人科、悪性リンパ腫などの疾患を早期発見する上で重要な役割を果たしています。また、体型(肥満など)により腹部超音波検査では写りが悪い部位もCT検査を用いることで検出可能です。

頭部CT検査で見つかる主な疾患

  • 脳出血
  • 脳梗塞
  • 脳腫瘍
  • 水頭症
  • 副鼻腔炎 など

頭部CT検査では、頭痛や神経症状の原因を検索します。

CT検査の実際

CT検査を行う際には、まず金属類をはずし、検査着に着替え、検査台の上に仰向けに寝ます。こうした準備を整えてから、両腕を上に挙げ(ばんざいをした姿勢)、一時的に息を止めた状態で、検査台を円筒状の装置の中に進め、X線を照射します。X線を発生させるための真空管であるX線管球、および透過したX線を受け取る検出器を回転させながら撮影します。痛みや負担は、まったく伴いません。

CT検査の留意事項

  • 心臓ペースメーカーを使用されている方は手帳の持参をお願いします
  • 植込み型除細動器を使用されている方も手帳をご持参ください
  • 妊婦または妊娠の可能性のある方は事前にお申し出ください
  • 閉所恐怖症の方もお伝えください

体脂肪面積計測CT検査

ウエストサイズが気になってきた方、最近少し血圧が高くなってきた方、健診でいつも中性脂肪が高いと指摘されている方、一度自分のお腹の脂肪分布の様子をCT検査で調べてみましょう。
肥満は高血圧、脂質異常症、糖尿病、癌などを引き起こす原因となります。
脂肪には「内臓脂肪」と「皮下脂肪」があり、「内臓脂肪」は、過剰に蓄積すると動脈硬化を進め、心筋梗塞や脳卒中を起こす原因になります。「皮下脂肪」は、女性に蓄積されやすく落としにくいといわれています。

当院では、低線量CT検査を用い1回転のスキャンで内臓脂肪、皮下脂肪を測定することができます。
内臓脂肪と皮下脂肪の撮影画像、脂肪量の数値、BMIの数値、検査結果をレポートにてお渡しします。ダイエット、トレーニングの効果確認に有効です。

レポートの例

青色が、皮下脂肪。赤色が内臓脂肪です。それぞれの脂肪面積を測定し、メタボリックシンドロームの定義と基準に照らし合わせた診断、レポートを作成いたします。

CT検査レポート例

日本肥満学会では、臍の高さの腹部CT画像を基準にして、内臓脂肪面積が100cm²以上の肥満を、「内臓脂肪蓄積型肥満」と定義しています。臍の位置でウエストサイズを測った時に、男性で85cm、女性で90cm以上あると内蔵脂肪面積が100cm²以上になっている可能性が高いといわれています。

内臓脂肪型と診断された方は、生活習慣病の早期の予防、治療を行いましょう。生活習慣病が悪化すると、動脈硬化性疾患や癌の発症リスクとなります。ライフスタイルを見直し、脂肪燃焼に努め、適切な治療を受けましょう。

脂肪を燃焼させるには

  • 食事:バランスよい食事をこころがけましょう。食べ過ぎた後は、粗食に。
  • 運動:カロリー消費のための運動、筋力は必要です。適度な運動は、気分も改善します。
  • 睡眠:睡眠中もカロリーは消費します。適度で良質な睡眠をとりましょう。
  • 体重:毎日決まった時間(お風呂あがりなど)に体重を測ってください。
  • 治療:漢方薬 サノレックス
  • 便通:おなかに、便がたまっているかも。一度、大腸内視鏡検査を受けて、宿便を出し、腸内環境を改善してみましょう。
058-382-0107
診療科目
内科、小児科、消化器内科、血液内科、腫瘍内科、漢方内科
名誉院長
二宮 保典
院長
二宮 空暢
住所
〒504-0941
岐阜県各務原市三井町3丁目3番1
最寄駅
名鉄各務原線 各務原市役所駅にて下車し
ふれあいバス稲羽線に乗車し、2つ目のバス停、
「三井町公民館前バス停」徒歩3分
駐車場
30台、キャノピーあり
(雨天時の乗降り便利)
…土曜日9:00~13:00  
休診日…木曜、土曜午後、日曜・祝日
予約専門外来
漢方外来・自家がんワクチン外来をご希望の方は、予約をおとりください。
診療時間 日祝
胃カメラ
午前
9:00~12:00
胃・大腸カメラ
午後
17:00~19:00
かがみはら形成外科クリニック
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